アイスホッケーに必要な道具とは
ホッケーではボールやパックを打つためのスティックから、身体を守るためのボディアーマーまで、さまざまな道具が必要になります。
ここでは、アイスホッケーを例に、どのような道具が必要になるのか少しご紹介したいと思います。
パック
アイスホッケーのパックはサッカーでいうところのサッカーボールの役目です。
しかし、サッカーボールと違ってアイスホッケーのパックは、リンクの上で滑りやすいよう硬質ゴムを加工されたものが使われています。
アイスホッケーの公式戦で使われるパックは約100グラム程度の小さなものですが、スティックで打たれたパックは時速160キロにもなり、これが生身の人間の身体に当たると打撲だけでは済みません。
スティック
木製など、素材は色々ありますが、パックを打つための道具です。スティックには右利き用と左利き用の違いがあり、また、ゴールキーパーが持つスティックは一般プレイヤーのスティックとは違います。
プロテクター各種
アイスホッケーでは、プレイヤー同士の接触がおきます。また、パックやスティックが身体の一部に当たって打撲や骨折する可能性もあるため、プロテクターを装着します。
プロテクターには、頭、胴体、腕、足を守るため各部位にあったプロテクターを装着します。
特にゴールキーパーは、身体を使って敵からのゴールを阻止するため、グローブやレッグガードは、一般のプレイヤーとは違うタイプのプロテクターを使います。
スケートシューズ
アイスホッケーで使用されるスケートシューズは、一般のスケートで使われる物と違い、プレード部分が短く丸くなっています。これは選手同士の接触が多いことから、怪我を防ぐため、そして、リンク上で小回りが効くようにするため、このような形になっています。
アイスホッケーで使われる道具について説明してきましたが、プレイヤーの身体を守るための道具が多く、こうした道具を揃えるのはプレイヤーの怪我を防ぐことが目的のため、アイスホッケーを始める前には道具を一式揃えることが重要です。